鴨川市観光振興基本計画 鴨川ホリスティックツーリズム
鴨川市観光振興基本計画の策定は,多様な市民,関係者の参加や現場での情報収集を基本として進めました。鴨川市には旅館や遊興施設等の既存の観光施設での憩い以外にも,大山千枚田やみんなみの里等での農業者によるグリーンツーリズムや,陶芸等の地域芸術家による体験ツーリズム等の多様なものがあります。それらの多様なツーリズムの現状や課題の把握,地域にある景観,歴史文化資源の発掘と活用アイディアの抽出,振興方策の検討を多様な市民の参加でおこないました。「『鴨川市観光振興基本計画』のための研究員」を組織し,日本大学生物資源科学部の地域計画研究者等の専門家をファシリテーター(専門技術を持った座長)とし,22 名の市民研究員,市役所職員の参加で6 回のワークショップ及び専門部会等を開催して本計画をまとめました。ワークショップを進める過程では,寺子屋道場の研修生の皆さんや各地域代表の皆さんの参加も得て,幅広い市民からの意見を聞く機会を設け,多様な市民参加型で本計画が策定できました。 |