短歌に詠まれた昭和の安房酪

 千葉県酪農のさとで、ミニ企画展「短歌に込められた昭和の酪農」が122日から開催される。

 千葉縣畜産組合聯合會が昭和8年に記した「安房郡に於ける乳牛経済調査」によると、平久里川上・中流域の平群から瀧田にかけての地域(現在の南房総市山田から上滝田)に酪農家が集中していた。そして安房酪農は、戦後の農地解放、学校給食法制定により小農制酪農が急速に成長し、昭和50年代に乳牛飼養頭数でみた酪農の最盛期を迎える。

 この昭和期の酪農がある暮らしを、平郡の歌人である戸倉薦氏及び原よし江氏が昭和27年から昭和57年に詠んだ短歌と、写真でみる。

 
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