千葉県酪農のさとで、2022年3月5日（土）午後1時半から4時まで、2021年度第2回嶺岡牧講演会「嶺岡牧の魅力を磨き活かす」が行われる。
千葉県酪農のさとでは、嶺岡牧調査事業で明らかにされた嶺岡牧の姿を講演会等で公表してきたが、今回の講演会では感性に従った嶺岡牧の魅力が再発見される。
第1講演では、嶺岡牧に設置された役場の「八丁陣屋」を管理していた水田家の後裔で写真家の水田稔氏が「インスタ映え 嶺岡牧－SNSで嶺岡牧の魅力を堪能する－」と題し、嶺岡牧の美しい景観や、アンコールワットを連想させる嶺岡牧の遺構、人々の祈りが込められた野仏で地蔵尊より多く建つ馬頭観音など、写真を通した魅力について講演する。第2講演は、食育ボランティアで農林大臣賞を受賞した「プロジェクト鴨川味の方舟」の事務局をしている日暮晃一氏が「チッコカタメターノ食文化の魅力を活かす」と題し、嶺岡牧が育んだ安房地域独特な美味しい食べ物のチッコカタメターノの魅力と、それを用いて地域を元気にする方法について述べる。そして第3講演では、帝京大学准教授の小笠原永隆氏が「近年の歴史文化ツーリズムと嶺岡牧」と題し、こうした嶺岡牧の魅力を満喫する新しいツーリズムについて講演する。 |
