近代日本の扉を開けた岩本正倫 「嶺岡紀行」 嶺岡牧ミニ企画展 

 約千五百年続いた日本の封建制社会に終止符を打ち、近代の扉を開いた人が幕臣の岩本正倫であったこと、しかも日本の近代化は嶺岡牧、製乳業・酪農から始まったことを知っている人はほとんどいない。このことを嶺岡牧調査で明らかにした千葉県酪農のさとでは、そのことを広く知ってもらおうと嶺岡牧ミニ企画展「岩本正倫の嶺岡牧改革~嶺岡牧・酪農製乳業から始まった日本の近代社会~」を開催。

 今回の嶺岡牧ミニ企画展では、日本を近代へと移行させる切っ掛けとなった岩本正倫の嶺岡牧行、及び嶺岡白牛酪について記した「嶺岡紀行」と「白牛酪考」の内容を、42点のパネルと19点の古文書で展示している。

 なお、関連企画として劇団須藤牧場の須藤健太氏による講談「日本酪農発祥伝 岩本正倫」が、93日(土)午後1時半から220分に、千葉県酪農のさと酪農資料館1階視聴覚室で行われる。また、嶺岡牧スチュワードである白石典子さんによる展示解説が、93日(土)の午後2時半から4時と、105日(水)午後1時半から3時に、千葉県酪農のさと酪農資料館2階第3展示室で行われる。

 
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