KOMERI
「第22回 コメリ緑資金」助成金に採択されました。
【採択通知発行日】 2011年12月19日
【期 間】 2012年4月1日〜2013年3月31日
【申請活動の場】 相馬市、福島市(福島、松川、飯野)、伊達市、国見町の飯舘村仮設住宅周辺等
【提案内容ー主旨・目的など】
 私たちは既述の通り、避難生活を送る、主に高齢者を中心とした村民のための共同農園開設プロジェクトを手がけているが、貴財団に申請する助成金の使途は、主に当該農園で使用する種苗、肥料、マルチ等の購入費に充てることを考えている。  
 現在、先行してプロジェクトに着手した相馬市内の仮設住宅の共同農園作業グループは15名でスタートしているが、今後のメンバー増加が見込まれている。
 今後、順次開設していく各農園の利用者は15~20名程度になると考えている。各農園は耕作放棄地の確保(地権者との交渉含む)から、農地の土壌汚染状況検査(広島大学協力)、作業小屋の設置、さらに書道時点における空間整備、物資支援等は弊会、ならびに地元協力団体(負げねど飯舘!!)が連携して手がけている。まずは幾多の苦難から、内向きになっている高齢者らをプロジェクトに関与しやすい仕組みを用意することに留意しているが、各地の利用者グループの手による主体的な活動となり、段階的に経済的にも自立させていくことを構想している。土壌汚染検査を外部研究機関の協力を得ながら実施しているのは、避難村民自身の健康のためでもあるが、将来的には農産物の販売を通じて、活動の自立が実現することを目指すためでもある。また、弊会支援金等を活用して、生産された農産物の放射性物質含有量の検査(県内検査機関へ委託)も行っていく予定である。食の安全性確保に努め、日中の手慰みの土いじりから、小規模ながらも“農業”の形に移行させていく予定である。但し、避難生活の期間がどの程度になるのか、また開設した農園そのものが永続するのかなど、過去の知見が及ばない災害であり、不透明な部分が多いことは否めないが、各地の共同農園で培われる絆が現在、そして今後の困難を乗り越える契機になるとの考えが、支援プロジェクトを構想した背景にある。

EASが支援している「いいたて共同農園友の会」の活動が、新聞に掲載されました。

■共同農園「いっぷく小屋」について http://www.ecology-archiscape.org/iitate/nihonzaidan/roadproject/20110920.html

2013年1月5日 仮設農園友の会の活動が新聞に掲載されました

HOME BACK
© Ecology Archiscape