飯舘村では、住民自身が行政区(集落)単位での議論し、計画をまとめ、実行するという、コミュニティ自立型のむらづくりを20年以上にわたり手がけてきました。今後の災害対応・復興に関しても同様の手法を採ることが望ましく、弊会ではこうした地縁単位で今後の対応にかかる意見を集約しながら、手作り型の復興・生活再建プランをつくることが大切だと考えています。
このたび公益財団法人JKAの協力によって、地縁やテーマでつながるコミュニティ3グループ程度を対象として、上記のような機会を設ける運びとなりました。具体的にはワークショップやアンケートを通じて、村民の復興・生活再建にかかる意向を明らかにするとともに、こうした機会を通じて明らかになったことは関係者向けのニューズレター等を発酵して広く情報を共有していく予定です。
また、年度末には村民自らが成果を発表する機会を設けることも構想しています。行政や広い国民に放射能禍に見舞われた飯舘村社会の中には、復興に対する多様な意見があること、ある対策に偏重せずに多様な対策を採ることが必要な状況にあることを情報発信していきたいと考えています。
活動の模様は、随時当ホームページでも情報発信していく予定です。
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